読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

妹は52歳

本、アニメ、ゲーム感想など。他に恋愛、婚活、ファッション雑談します(*゚▽゚*)

恋愛漫画の考察1ー読者層によって異なる作風やキャラの魅力などー

前職でコミックに関わる事が多く、
その際にターゲット層によって全然趣向が違って興味深かったので私見です。


1、青年男性向け恋愛漫画(萌え系年齢制限あり)

作風の多様性:A
主人公の魅力:F
恋人の魅力:A~D

 

主人公の魅力が著しく低い事、内容がバラエティ豊かである事が一番の特徴と言えます。

主人公の男は非金持ちかつ非イケメンである場合が大半である事から、
萌え漫画を読む男性は感情移入しやすい等身大の主人公を好みやすいと予想します。

少年漫画だと大体主人公は天才の家系だったりしますが、エロが絡むと違うのでしょうか?
割と読者カブっていると思うのですが…。

そして、そのイケメンでもなんでもない主人公ですが、何故か美人やお嬢様と付き合えたりしています。
女性向ものだと、大抵イケメンを射止める主人公の容姿は美しい事が多いです。大きな相違点だと思います。

女性読者が恋愛上男女の魅力の釣り合いに一定の現実味を求めるのに対して、
男性読者はファンタジーや夢を重視するからなのでしょう。

 

ただし、後述する女性向け恋愛ものに比べれば、恋人の魅力は低い方に見えます。
ブスとかデブとかニートとか、クラスの嫌われ者、社会的弱者とかとセクロスする場合も多々あります。


バッドエンドの割合が他に比べて高いのも特筆すべきポイントかと。
特にレイ○もの、その中でもロリヒロインものの場合主人公が破滅する結末になる方が多数派な位です。
被害者の飼っていた象に酒屋ごと踏み潰されたり、彼女の兄に尻を掘られたり、白骨化したり…

犯罪者が不幸になる展開は一見普通に感じられますが、
他媒体ではレ○プしても結局惚れられたり、弱みを握って表に出ないようにしたり、と刑を免れているのを見るに稀由かと思われます。
特に女性向け恋愛漫画ではまず見ませんね。

 

★私見

不幸が好きなマゾヒステリック趣味が多いというよりは、話としての面白さや個性を重視しての事ではないかと考えます。
レイプしました→言ったら殺すと言いました→おしまい!ではワンパターンすぎますから。

おそらく男性向の漫画は「セ○クスが最大の目的」であり、
とりあえず作中でヤレれさえすれば、最後に逮捕されようと恋愛が成就しなかろうとあまり気にしない。なので自由に話を作れる。

女性向の漫画は「愛される事が最大の目的」であり、
男にレイプされた場合、そのまま逮捕では読者はただやり逃げされたと思うのではないかと思います。作中で慰謝料もらっても読者は使えないし。
その為レイプされたら必ず相手の男は女主人公のものとなるのだと考えました。


ボーイズラブ

作風の多様性:F
主人公の魅力:B
恋人の魅力:S

 

何より特筆すべきなのは、恋人役の魅力が著しく高い点です。

BL小説って主人公は女役、恋人は男役が主流みたいなのですが、
その恋人は若いイケメン社長とか、石油出る国の美形貴公子とか、女役の為に大軍動かせる位偉いとか、
とにかく国内に、いや世界に何人いるかってレベルの男性ばかりなのです。

先述した萌え漫画の項目で「主人公と魅力の釣り合いが取れないヒロイン」と言いましたが、
それでもマドンナ女教師とかですよ?20人に1人位はいるんじゃないですかね?

女性目線だからか、社会的立場が平均より下ってヒーローは見たことがありません。

 

主人公は一般人。容姿は普通、中の上、掃き溜めに鶴等設定上は様々ですが、
少なくとも表紙の絵は美形に描かれています。
また、ブサイクニートってのはまず見ません。

大国の王子様で若くて容姿端麗って…世界に1人位はいるかもしれないけど…しかも一般人主人公にベタ惚れかい。


ハッピーエンドが超多数派です。
そもそも大事件が多々迫り紆余曲折を乗り越えて…という話が少なく、
順風満帆に行く話が多いです。


★私見
BL好きと萌え好き、おそらく読者の年齢層やオタクのディープ度は近いと思われます。

ですが、作品性質は真逆といって良いでしょう・。
BL「一般人の主人公がイケメン大金持ちに見初められてハッピーエンド」
萌え「ブサイク主人公が○学生をレイ○しまくって逮捕」

…いや、真逆だからこそ多分根っこは同じというか…。
かなり、「自分の希望/投影している感」が強いという点で共通しています。

 

続きます!

 恋愛漫画の考察2ー読者層によって異なる作風やキャラの魅力などー