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妹は52歳

本、アニメ、ゲーム感想など。他に恋愛、婚活、ファッション雑談します(*゚▽゚*)

逆襲のロボとーちゃん感想ーリア充みさえのアンチ碇ゲンドウー

オタク論

先日「クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」観ました。

父ひろしプッシュの事前情報から私は父親のオナニ○映画のようなものを想定していて、そして制作側もそれを意識している風なのですが、

ただ最終的にネットでは多数に「ロボのアイデンティティがテーマだね!」とか言われてしまっています…。え…父親のオナ○ーは?

 

 ネタバレしちゃうんですが。

ロボになっちゃったまま生活する前半まではひろしの視点で描かれていてかなりひろしの考えはクローズアップされていますが、

中盤で敵に頑固親父に洗脳されて以降感情移入が途切れてしまいます。 

また終盤で生身ひろしが保護され、人ひろしvsロボひろしになってからは視点は外され俯瞰になります。

 

おそらく制作側としては「ロボ、でも父ちゃん」のうたい文句からも、

ロボの肉体にする事でひろしの中身、人格を強調したかったのだと予想します。

 

ただ、結局本作を観て「ロボットの存在云々~」みたいな、つまりロボひろしをロボと認識している層が生まれているのは事実。

逆に2chでは「ロボひろしもひろしなのに」みたいな意見多かったり、個人の資質によってしまっています。

 

詳細は後述しますが、ロボひろしも人ひろしも同じくひろしなんです。

確かに父親がロボはかなりイデア論?キモオタ思考?なので理解に個人差が出るのは分かります。

が、後半の描写不足がなければもうちょい世界観に連れ込めたのではないかと。

 

マトリックスとか今の世界は嘘で本当の世界は俺が救世主!みたいなキモオタ思考の話だけど、

エヴァンゲリオンとかロボットになった妻に会う為に人類滅ぼすみたいな人間非重視の話だけど、皆同意はともかく理解はしてるじゃないですか?

パイロットの息子のピンチに暴れて、息子に冷たい夫を拒絶して、ああ、このロボはお母さんなんだってエピソードが納得できるから。

 

ブッ飛んだ思考でも視聴者に納得させられる描き方はあったと思います。何か見逃した所あったか?

ギャグが面白ければまだいいけど、ストーリー重視だからな~

まあ、私そこまでひろし好きじゃないしね。

 

以下超ネタバレ

 

まず、ロボとーちゃんについての真相詳細。

ひろしは敵の手のかかった接骨院でロボの肉体にされる…

と思わせて、実は生身のオリジナルひろしは監禁された状態で存在していた。

本作序盤から主人公だったロボひろしは、敵の量産ロボットにひろしの人格・記憶をコピーした単なるロボだった。

 

しんちゃんは元からロボひろしを完全に受け入れ、オリジナルひろしと対等に扱う。

みさえは戸惑い、いったんロボを受け入れるもオリジナルが帰って以降はオリジナルに肩入れする。

近所の人たちは、当初頑固親父人格の率いるちちゆれ思想(頑固親父復興)に賛同していたが、指導者がロボと知って解散する。

 

この映画の面白いのは、ロボひろしが外見がロボというだけでしんちゃん(本人も?)以外の社会に受け入れられないところです!

 

例えばみさえ。

序盤ロボひろしを警戒し犬小屋に押し込みますが、空から降るかすかべ防衛隊をロボならではの空中飛行でキャッチしだしたら辺から受け入れます。

が、オリジナルが帰ってきたらもうオリジナルが良いのです。

 

私はキモオタなので同じ立場なら絶対ロボもオリジナルも連れて帰る!だから一般女性のボーダーラインはよくわかりません。

でもおそらく、ロボでもパッと見がもっと人間っぽかったらみさえの反応も違ったのではないでしょうか。

みさえはロボひろしの中身はまんまひろしという事を理解してはいると思うんですよね。

 

頑固親父人格を埋め込まれて父親復権リーダーになった時の構成員も、まるでリーダーがロボに失望したから解散したかのような物言いだし。

でもひろしは妻子を土下座させて竹刀で殴るなんてしないからそんな事言われても困る、

普通に妻子を虐げるのやめとこかって気づいて欲しいわ。(みさえ捕獲を躊躇った所から計り知れる感じではあるが)

 

登場人物の大半がリアルな区別をする中、

人間であるオリジナルひろしにない個性、ロボットとしての戦闘機能で敵ロボを相討ちにしたロボひろし。

 

え~~~~何で死ぬのよ。

いや、ロボひろしの考えを予想すれば分かる。

確かに生身の方じゃロボ決戦に耐えられないしみさえに望まれているから、まぁ、合理的に考えたら…。

敵に直接の恨みがあるのはロボだし。

 

でもロボひろしからしたら、人間だったのにロボにされて嫁に拒否されて和解したと思ったら洗脳されてやりたくもないのに妻子を虐げる羽目になってロボとわかったら解散されて急にオリジナルが現れてみさえ取られて死ぬって酷くないですか?

 

あ、でも頑固親父人格を簡単に埋め込まれた負い目があるというのは可能性ありますね。

おそらくあれはプログラムで生身には効かないでしょう。

安安と人格を乗っ取られた事でこがが揺らいだ?

 

また、死ぬ直前にしんちゃんに「お前のとーちゃんは生身の方だ」と言うひろしの献身的な家族愛が強調されます。

でもしんちゃん、ロボひろししかいない時は必死に助けたけど人ひろし登場以降のロボひろしが死んでもさほど取り乱した風に見られないから、「人がいればいっか」って思ってそう?ロボの方が格好良くて好きとは言っていたけど。

 

ちなみに、オリジナルひろしはロボひろしと触れ合うにつれ、ロボを認め始めているかのような反応を見せます。

これはロボとはいえ自分が虐げられているのが嫌だった?という見方もできますが、

おそらくひろしもしんちゃんと同じ感覚、つまり人格で判断するタイプだったと想像します。

 

もしロボになったのがみさえの方だったとしたら、ひろしは一概にロボみさえ否定したりしないのではないでしょうそうか。

 

今回の敵はダメではないがちょっと微妙。

家で妻子に虐げられている黒岩さんが、安全な所から亭主関白思想を浸透されられるように、ロボットを作る。そしてその1つにひろしの記憶をコピーする…。

 

一見父親のテーマにのっとっていそうですが、ひろしとはあまり関係ない感じがします。

 

お気に入りの亭主関白ロボがいるのにひろしをロボにする必要あったのかなあ…。

例えばみさえに冷たくされたひろしがつい手を取る…みたいにひろしに関係あるのならともかく、本作のひろしとは特に相容れない思想ですからね。

せっかくひろし主役なのに急に洗脳されるってなぁ…

 

まとめると、ギャグがあまりないので話を気に入るかがポイントになります。

 

オトナ帝国位に、分かりやすいテーマを登場人物の個性で解決するという、抜群の完成度を誇る作品ではないでしょう。

あれは昭和に特別興味なくとも大抵の人に面白いですね。

 

多少の事は気にしない、ひろしの出番が多い話が観たい人にはオススメです。

 

ちなみに私の中で、

1位:暗黒タマタマ

2位:オトナ帝国

3位:ヘンダーランド

4位:ブタのヒヅメ

5位:ハイグレ魔王

 

観て後悔してない

・ケツだけ爆弾・雲国斎の野望・戦国・ロボとーちゃん←ココかな!

 

普通

・カスカベ

 

微妙

・ジャングル(アクション仮面人だったの?)

・オラの花嫁(ななこおねいさんは?)

・ヤキニク(ギャグ冴えないし指名手配される欝展開とかみ合ってない)

 

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