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チョベリバ

本、アニメ、ゲーム感想など。他に恋愛、婚活、ファッション雑談します(*゚▽゚*)

Free!で見る腐女子の寛容度−あちゃ〜怜の奴とうとう死んじゃったか−

Free! (1) [Blu-ray]
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Free!を見ています。
天才型主人公と努力型ライバルの因縁って感じの1話が中々良スポコンギャグ導入でしたが、
主人公遙君のライバルの凛君の立ち位置に多少戸惑っています

天才を敵視している努力型ライバルなのに真面目に普通な練習をしているなんて…
冷静すぎます!

ここからネタバレ

例えば、同じく天才主人公もののガラスの仮面で女優のライバル、亜弓さん。
彼女はヘレン・ケラーの役作りに没頭するあまり盲学校の怪談から転げ落ち、
嫌われ魔女役やる時は美女をブスメイクで隠して街に繰り出し汚ねー親父に絡まれるし、
冬に暖房つけずに藁で凌いだり、冷凍庫に入ったり、
とにかく自分なりに奇抜なアイデア訓練を課すのです。

ちなみに、この努力が主人公に届く事はあまりありません。
「役になり切る事がようやくわかったわ!」と喜ぶ亜弓さんに対して、
「へー皆やってないもんなんだ」とかのたまうひらめき型主人公マヤ。
亜弓さんがそれに何十巻かけて辿り着いたと…!

その点凛君の鍛錬はとてもまともです。
強豪校に入学して優れた設備の中一生懸命練習しているのです。
何て保守的なんだ…がっかりです。
普通こういうタイプって焦って体壊すんじゃって位練習しない?

水着で生活したり、魚食べたり、無人島で練習したり、嵐を海辺にはったテントで凌ごうとしたり、
主人公側の方がよほどエキセントリックな思考をしているように思いました。

身になっているのかわからないけど自分なりの鍛錬に気まぐれ程度に励む回り道天才と、
学生という身分内でベストを尽くすキリギリス秀才…
ちなみに今週で一応の勝敗つくのですが、
何て常識的な結末なんだと思いましたね!あちゃ〜練習しなすぎた〜。


けいおんを女が見たらこんな感じかなぁ…」と言われているFree!ですが、
本作は基本同性同士が何かいちゃいちゃしてるだけであるけいおんより更に薄い内容になっている印象です。

Free!はホモシーンをノルマ的に入れる事とテーマであるレースの描写が両立できておらず、結果中途半端になっています。
対してけいおんはろくに物語がない代わりに日常が丁寧に描かれています。

正直後者の方が視聴者を楽しませる良い出来ですが、
元から萌え豚市場に大きい需要があった、物語性<<萌えぶっこみジャンルが、
腐女子方にも通用すると証明されたのは快挙かと。


本作は7話時点ではストーリー非重視傾向がとても高いですね。
安定してイケメン達のイチャイチャを供給する事を最重視しており、
ホモに興味がない人には難解だったり難しいところがあります。

例えば凛君が遙君を壁にドーンって押し付けるシーンとか、
口論している内に喧嘩になるんなら特に何とも思わないのですが、
本作の場合尺内で壁にドンする前提。ちょろっと喋って急にドン!!

喧嘩するから壁ドンするのではなく、壁ドンする為に喧嘩要因を作る。
一応凛君VS遙君って物語の主軸に見えますか、修羅場系ホモシーン演出担当と考えておけばいいみたいです。
「真面目にスポ根やる気ねーから!」の気概を感じます
最近ホモの後輩もできたしね。
おかっぱでぶりっ子という中々の強キャラです。キツいです。形振り構わなくなってきた感が出ています。

同性しかいないシーンでもハイテンション保つ渚君とかも不思議です。
私は女ですけど、それでも自分が野郎で目の前に野郎しかいなかったらそう愛想良くなんて出来ない事容易に想像つきます。


私が主要登場人物の名前を覚えられないのもそのせいかと思います。
記事は公式サイト見て書いているんですけど、閉じるとすぐ忘れてしまいます。
名前が女性的という共通点もありますが、何よりみんな本質が善でイケメン

素直で可愛い、一般的に嫌われにくい登場人物なのはいいけど、
ホモゲーとかに比べるとこのキャラを書きたいって熱意は特に感じられないですね。
真琴君は今の所常に面倒見良くて何で?って感じ。
渚君はここまで来ると何でそんなに常に全力で一常に盛り上げてくれんだろう…って思います。

遙君は面白いです。
彼は不思議系。それ自体は王道要素ですが、遙君に至っては不思議なだけのキャラなのです

例えばP4の主人公も不思議系キャラですが、
彼の人気の理由は何といってもやる時はやる事に尽きると思います。
それがあって、意味わからない事言っても憎めない、むしろ興味持ってしまうのではないかな、と。

私は遙君を特に嫌っているわけではありません。
ヒロイン以外全員どうでもよく、ただ俯瞰して思ったというだけです。
アニメのキャラクターとしての遙君の長所ってどこ?って

日常ではサバがどうとか意味わからない事言って肝心な試合で負けてしまう遙君。敗因が怠慢というのもダサいし…。
P4の主人公っぽいのを据えようとしたらよく分からないのになった、ようにしか感じないよねー。


キャラクターメイキングや展開自体には全国の腐女子を萌えさせてやる!っていう程の意気込みは感じられない。
ただ、腐女子の財布を紐解こうとしているのは感じられる

本当に魂のこもった作品はジャンル外の人の心を動かす事もあるけれど、
Free!に関しては好みに入るか入らないか、って作品だと感じました。

もうちょっと製作陣が腐女子の財布でなく、ホモを描く事自体に情熱を捧かれていたらなー…。
あの美麗作画でそこそこ納得いく程度にホモ描いていればそれだけで大作になったと思うなー…。

つっても仲良い腐男子は喜んで観てるけどね。中の人が好きだからなんでも良いって。

ガラスの仮面 (第1巻) (白泉社文庫)
ガラスの仮面 (第1巻) (白泉社文庫)